「年齢のせいですね」と言われて、本当にそうなのでしょうか?

2026年6月28日

こんにちは。
今治市近見町の合気鍼灸院です。

施術をしていると、患者さんからこんなお話を聞くことがあります。

「病院で年齢のせいと言われました。」

肩が痛い。

腰が痛い。

膝が痛い。

疲れが抜けない。

眠れない。

でも病院へ行くと、

「年齢ですね。」

「うまく付き合っていきましょう。」

そう言われて帰ってきた、と。

もちろん、年齢を重ねることで身体に変化が起こるのは自然なことです。

若い頃とまったく同じ身体でいられる人はいません。

ただ、私は鍼灸師として多くの患者さんを診させていただく中で、

「年齢だけが原因ではない」と感じる場面が本当にたくさんあります。


60代でも元気な方はたくさんいらっしゃいます

例えば同じ60代でも、

毎日元気に畑仕事をしている方もいれば、

少し歩くだけで腰が痛くなる方もいます。

70代でも旅行へ行かれる方もいます。

一方で50代から体調を崩される方もいます。

この違いは何でしょうか。

もちろん一つの理由ではありません。

体質もあります。

生活環境もあります。

これまで積み重ねてきた生活習慣もあります。

だから私は、

「年齢だから」

という一言だけでは説明できないと考えています。


痛みには「理由」があります

肩が痛い。

腰が痛い。

首が痛い。

痛みがあると、どうしてもその場所だけに意識が向きます。

ですが実際に身体を診ていくと、

肩が原因ではなく姿勢だった。

腰ではなく股関節の硬さだった。

首ではなく背中全体の緊張だった。

そんなことも珍しくありません。

身体は一つにつながっています。

だからこそ、

痛い場所だけを見るのではなく、

身体全体を確認することが大切だと考えています。


「歳だから」と我慢している方が一番心配です

私が一番気になるのは、

痛みよりも

「もう仕方ないと思っています。」

という言葉です。

我慢することが当たり前になってしまうと、

身体からのサインに気づけなくなってしまいます。

「今日は調子が悪いな。」

「最近疲れが抜けないな。」

そんな小さな変化を見逃してしまうのです。

実際、当院へ来られる患者さんの中にも、

「もっと早く来ればよかった。」

そう話される方が少なくありません。


身体は毎日の積み重ねです

身体は今日突然悪くなるわけではありません。

何ヶ月も。

何年も。

少しずつ積み重なって今の状態になっています。

だから改善を目指すときも、

一度だけ何かをすれば変わるというものではありません。

睡眠。

食事。

身体の使い方。

ストレス。

運動。

そして施術。

一つひとつ積み重ねることで、身体は少しずつ変わっていきます。

これは鍼灸師として長く患者さんを診てきて感じることです。


鍼灸院で大切にしていること

当院では、

「どこが痛いですか?」

だけで終わることはありません。

・最近よく眠れていますか?

・お仕事は忙しいですか?

・疲れは取れていますか?

・食欲はいかがですか?

そんなお話も伺います。

一見関係がないように思えることでも、

身体を整える上では大切な情報になることがあります。

患者さんによって原因は違います。

だから施術も、一人ひとり違います。

それが鍼灸の良さでもあると思っています。


「まだ大丈夫」が続いていませんか?

「このくらいなら我慢できる。」

「忙しいからまた今度。」

そう思っているうちに、

半年、一年と過ぎてしまう方も少なくありません。

痛みは身体からのメッセージです。

そのメッセージを無視し続けると、

さらに大きな不調につながることもあります。

もちろん、すべてが鍼灸の対象になるわけではありません。

必要に応じて医療機関での検査や診察が大切な場合もあります。

だからこそ、今の身体の状態を知ることが大切なのです。


最後に

私は鍼灸師として、

「痛みを取ること」だけを目的にはしていません。

その方が、

笑顔で仕事へ行ける。

家族と楽しく過ごせる。

趣味を楽しめる。

そんな毎日を送れるよう、お手伝いしたいと考えています。

もし今、

「年齢のせいだから仕方ない。」

そう思って我慢している症状があるなら、一度ご相談ください。

身体は年齢だけで決まるものではありません。

今の身体の状態を知ることが、これから先の健康につながる第一歩になるかもしれません。